メルカリの仕組みを知らないと、取引に不安を覚えてしまいますよね。
たとえ出品した商品が売れたとして、「支払いがされました。商品を発送してください」とメッセージがきても本当に支払われたのか不安になってしまいます。
なぜなら支払われた代金はすぐにあなたのものとはならないからです。
この記事ではそんな不安を払拭するべく、
「メルカリの仕組み」
といったことを紹介します。
目次
基本はオークションと変わらない
昔からあるヤフオクなどのオークションのように、基本的にはメルカリは個人間の取引に過ぎません。
ただしオークションと違うところは、メルカリという会社が間に入るということです。
オークションだとこのように、個人間だけの取引です。
メルカリの場合はメルカリが間に入ります。
こうすることで、オークションでありがちな詐欺やトラブルを少なくしようとしているのです。
実際オークションには詐欺が多くありますが、メルカリの方が少ないように感じられます。
実話:オークション詐欺のはなし
実は私もオークション詐欺にかかったことがあります。
CDをメインに売っている人で、評価が高かったため何の気なしに好きなレゲエのCDを買いました。
すると支払いは終わっているのに、いつまで経っても発送されないのです。
気づくとその出品者のアカウントはBANされていました。
このケースでは、アカウントを購入orハッキングした出品者が詐欺をしてお金だけ回収していたのです。
オークションの場合、基本的にこのような詐欺にあっても返金はありません。
あっても警察に届け出たりと面倒な手続きを踏む必要があるのです。
ですがメルカリの場合はメルカリが間に入っているため、運営に相談すればすぐに返金してくれるというメリットがあるのです。
メルカリの取引の流れを確認しよう
メルカリの取引は、下記の順番に従って流れていきます。
ポイント
- 相手が商品を購入する
- 相手が代金を支払う
- メルカリが代金を一時的に預かる
- 発送してくださいという通知が出る
- あなたが発送する
- 相手が受け取り後、あなたの評価をする
- あなたが相手の評価をする
- メルカリが預かっていたお金が売上金として入る
ここで注目すべきは2番と3番と8番です。
相手は代金を購入したときに支払いをします。
これは通常お店で買い物するときと変わりありません。
例えばガムを買うとき。
お客さんはガムが欲しいからガムを取ってレジに行きます。
レジで支払いをします。
お金はレジ(=メルカリ)が預かるのです。
そこで店員のあなたは、お客さんにガムを渡します。
お客さんはあなたの接客態度を評価します。
あなたはお客さんのことを評価します。
ここで初めてレジが開くのです。
そして開いたレジの中には売れた金額そのまま入っているわけではありません。
メルカリに商品代金の10%が手数料として取られているため、残っている金額が入っているのです。
そしてレジが開いたからといってすぐに現金には変えられません。
メルカリというお店の中であれば、そのお金を使って商品をいつでもいくらでも購入することができます。
そしてメルペイを使えば、売上金を電子マネーとしてすぐに使うことができます。
詳しくはこちらをご覧ください。
メルカリのメルペイとは?メリットや操作方法などを紹介します︰メルカリの基礎知識
続きを見る
ですが給料としてもらうには、「メルカリに給料振り込んでください!」と言う必要があるのです。
詳しくはこちらをご覧ください。
メルカリの振込申請の方法を紹介:期限やキャンセル方法も
続きを見る
まとめ
メルカリはオークションより安全に取引することができるため、気軽に利用しやすいです。
主にアプリを使ってやり取りをするため、その点でも敷居が下がっているといえます。
メルカリ運営が間に入ってくれていますが、あくまでもやり取りは個人同士です。
利用する際は全く信用できない人とは取引しないように気をつけましょう。