メルカリでは、取引が禁止されている商品がたくさんあります。
数が多くてどれが禁止されているのか分かりにくいですよね。
禁止されている商品を出品してしまうと、利用制限がかかってしまいます。
私は過去に出品禁止の商品を何度か出品し、ついには利用制限がかかったことがあります。
皆さんにはそんなことが起きないよう、詳しく解説します。
この記事では、
「出品禁止の商品を具体的に伝える」
といったことを紹介します。
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目次
この記事を最後まで読むと
- 出品禁止の商品が分かる
- 出品する際に注意が必要な商品が分かる
- 利用制限されない可能性が非常に高くなる
メルカリで禁止されている出品物一覧
偽ブランド品、正規品と確証のないもの
偽物であってその旨が分かりやすく商品説明されており、
購入者も偽物であることを了承していても、禁止とされています。
逆に言うと正規品についての商品説明が厳しく求められますので、
購入時のレシートやシリアルナンバー、
入手方法などを商品説明に記載しておくといいでしょう。
知的財産権を侵害するもの
- ブランド品のロゴを許諾なく使用する商品
- デザインやマークがブランド品やそのマークと酷似しているもの
(例:Adidas→Ajidasなど。) - ブランド品の全部または一部を加工したリメイク品や
加工のための素材として出品されたもの - 海賊版CD、DVD(個人的に複製したものを含む)や許諾なくキャラクターなどを使用したハンドメイド品など、他人の著作権を侵害する商品
- コピーガードを回避するツールなど、不正競争防止法違反に該当する商品
- 芸能人などの肖像権を侵害する商品
盗難品など不正な経路で入手した商品
こちらは公式で禁止と明記されております。
しかし、言い方が悪いですが、よっぽどのものじゃない限り見つかりません。
犯罪や違法行為に使用されるまたはそのおそれのあるもの
- 武器類とみなされるもの
- 銃刀法違反にあたるもの
- 違法改造物や殺傷能力のあるエアガン、モデルガン
(サバゲー用のエアガンやガスガンなどは規制の対象外です。) - 配送会社や警察、その他公的機関の制服類
- その他、悪用されるおそれのある制服類
- 犯罪に使用されるおそれのあるピッキングツールや盗撮用小型カメラなど
- その他、犯罪や違法行為に使用されるとみなされるもの
危険物や安全性に問題のあるもの
- 花火や火薬など
- PSマーク、PSCマークがないことで法令に抵触するもの
- 法令に抵触するレーザーポインター類
- 法令に抵触するトランシーバーなど
- 使用期限切れの化粧品類
- 開封済みの衛生用品など
アダルト・児童ポルノ関連商品
- 児童ポルノやそれに類するとみなされるもの
- アダルトDVD (BDなども含む)
- アダルトゲーム
- アダルトグッズ類
- 成人向け雑誌
- R18指定のアダルト商品
- 性的描画、描写のあるもの
- 性的な表現のあるもの
- 裸姿、下着姿の描画、描写のあるもの
- その他、上記に該当するとみなされるもの
- 使用済みの下着類
- 使用済みのスクール水着
- 使用済みの体操着
- 学用ブルマ
- 使用済みの学生服類
- 上記と同等品と判断するもの
- ブルセラ的な価値が上乗せされて出品、購入されていると判断されるもの
- その他記載内容、金額や着用画像の掲載などによりブルセラと誤認する可能性があると事務局が判断するもの
※専門業者でクリーニングを行ったブライダル用のインナーのみ出品できます。
ココがポイント
例えばいわゆる電マは『電マ』としては出品できませんが、家庭用小型マッサージ機として出品されているのを確認できます。
医薬品・医療機器など
- 一般用医薬品
- 要指導医薬品および医療用医薬品 (処方箋を要する医薬品など)
- 漢方薬
- 動物用医薬品全般
- 販売に法律上の許可または届出を要する医療機器類
- コンタクトレンズを含む高度管理医療機器および特定保守管理医療機器
- 日本国内で承認されていない海外製の医薬品
- 医療機器 (一般医療機器は除く)
- 日本国内において医薬品に分類されるもの
- 薬効表現、標榜が薬機法に抵触するもの
- その他、薬機法に抵触するもの
許認可のない化粧品類や化粧品類の小分け
手づくりの化粧品や小分けにして化粧品を販売する行為、
海外から個人輸入した化粧品は禁止とされています。
- 許認可のない手作りコスメ、化粧品、石鹸、
シャンプー、コンディショナー、乳液など - 製造番号・製造記号(ロットナンバー)や成分表示が、
商品本体やその外箱に記載されていないまたは削られている化粧品類 - 個人的に輸入した化粧品類
- 化粧品、香水などの小分け販売
- その他、販売に許認可を要するもの全般
- その他、薬機法に抵触する化粧品類
法令に抵触するサプリメント類
- 法令に抵触するサプリメント類
- 医薬品に該当する成分が含まれているもの
- 成分の形成で法令に抵触するもの
- 薬効表現、標榜が法令に抵触するもの
- 海外並行輸入品
- その他、人体に危険を及ぼす可能性があるとみなされるもの
ココに注意
最近流行りのiherbやマイプロテインなどのサプリメントは全面的に禁止です。
が、売り手が多過ぎて運営側の削除が間に合ってないのが現状です。
一部食品類
- 開封済みの食品(複数の開封済みの食品を詰め合わせにする場合も含む)
- 消費(賞味)期限の記載のない食品
- 消費期限および食品表示の記載のない個包装食品
- 消費期限が既に切れている食品
- 消費期限が到着後1週間以内に切れる食品
- 生の食肉、魚介類
- 保健所などの許可がない加工食品、その他食品類
- 健康増進法に違反する食品
たばこ・農薬
電子たばこはニコチンが含まれるもののみ禁止です。
現金・金券類・カード類
- 現行流通している国内外の貨幣、通貨、仮想通貨
- チャージ済みのプリペイドカード類(Suica、楽天Edy、nanaco、WAONなど)
- オンラインギフト券 (iTunesカード、Amazonギフト券など)
- 商品券、ギフト券、株主優待券
- 航空券、乗車券、旅行券
- クレジットカード、キャッシュカード
- 債券、小切手、未使用の切手(円)、収入印紙、登記印紙
- 宝くじ、勝馬投票券
- 図書カード、テレホンカード、QUOカード
キャラクター・芸能人・キャンペーン当選商品など、
コレクション目的とみなされるものは出品が可能です。 - 貴金属の地金(インゴット)
- その他、金銭と同じ意味を持つもの
ココがポイント
一時期現金をメルカリで出品し、それを購入者がクレジットカードで買うなど、クレジットカードの現金化が問題となりました。
チケット類
- 転売目的で得たとみなされるチケット
- 記名式チケットや、個人情報の登録のあるチケット
- 記名式の航空券
- 使用が利用者本人に限られているもの
- 手元にないチケット類
- その他、上記と同等とみなされるもの
物品ではないもの
- サービス、役務
- 宿題や自由研究、論文の代行など (完成品を含む)
- コンピューターウィルスなどのデジタルデータ
- 個人情報
- 物品に定義されない土地や建物などの不動産
- その他無形商品
ココがポイント
宿題や自由研究はいっときニュースなどで話題になりましたね。
手元にないもの
- 商品が手元にない
- 取り寄せが必要な商品
- 発売前、公開前で手元にないとみなされるもの
- その他、手元にないと判断されるもの
福袋 (内包される商品の名称や写真がないもの)
- いくつかの商品の中から複数の商品をランダムで組み合わせ、
セット内容が不透明な商品 - セット商品において、掲載画像から実際の商品内容が特定できないもの
- 市販の福袋やカードパックなどを開封後、内容物を入れ替えたもの
- その他、商品の内容が不透明、不明瞭なもの
ココがポイント
いわゆる『オリパ』などは禁止です。
所有者の変更登録が直ちにできないまたはそのおそれのある自動車やオートバイ
- 法人名義の車体
- 残債のある車体
- 金融車といわれる車体
- その他、変更登録が出来ないとみなされるもの
試作品(商品サンプル)の掲載がないオーダーメイド品
商品イメージと異なったなどというトラブルが続発したために禁止となりました。
オーダーメイド品を販売する際は、試作品の画像を出品ページに載せ、
購入者から理解を得られるように努めましょう。
象牙および希少野生動植物種の個体などのうち、種の保存法により必要とされている登録がないもの
- 象牙の全形、カットピースおよび象牙の加工品全般
- 希少野生動植物種の個体などのうち、種の保存法により必要とされている登録がないもの全般
- その他、法令に抵触するもの
アクティベーションロックやネットワーク利用制限のかかった携帯端末、残債がある携帯端末、契約中の携帯端末
- アクティベーションロックが解除されていないもの
- ネットワーク利用制限がかかっているもの
- 完済していることが明確に証明されていないもの
- 解約前のプリペイド式携帯電話
- その他、上記と同等とみなされるもの
その他メルカリ事務局で不適切と判断されるもの
- 危険ドラッグ類
- 生き物
- 個人情報
- MLM(マルチレベルマーケティング)商品
- 情報商材
- 人体、臓器、細胞、血液またはそれに類するもの
- ハードウェアウォレット
- その他、違法物全般
- 出品画像や商品説明などが不快とみなされるもの
- トラブルの原因になるとみなされるもの
- いたずら出品とみなされるもの
- 違法行為、違法商品の販売等の幇助にあたると判断するもの
- 利用規約に抵触するとみなされるもの
まとめ
出品禁止商品を出品すると、運営が気づいた段階で商品ページが削除されます。
そして運が悪いと一発で『利用制限』になります。
一発ではなくても、そしてわざとではなくても、何度も同じことを繰り返してしまうと、必ず『利用制限』の対象となります。